3,あの頃と今は、違う
子供っていうのは、いつでも無邪気で真っ直ぐで、
自分の目に映るものしか信じないくせに、目に映らないものに憧れる。
世界に『不可能』はないと信じていて、口に出した言葉は必ず果たせると思い込んでいた。
たとえそれが、どれほど馬鹿馬鹿しい願いでも。
いつまでも子供の心を忘れるな、なんて、ただの空しい綺麗事。
大人は誰も、子供相手にはまともに取り合ってくれないから、俺たちはみんな背伸びをするというのに。
絶対傍にいるから。
いつでも支えるから。
君は守るから。
あの頃は、その言葉が世界の真実だったのに。
口にするだけで、何もかもが上手く行くと知っていたのに。
今はその言葉が世界の真実ではないと、思うだけじゃダメなんだと知っている。
だからこんなにも、もどかしくて、辛くて、苦しくて、愛しい。
俺にまだ、あの頃のような子供の欠片が残っていたら。
君に、もう一度あの言葉を贈ってあげるのに。
無印のアスカガも好きですが、子供の恋愛っぽいので、運命の方が好きだったりします。
イケイケ過ぎて笑えます、無印48話のアスランとか(笑)
運命の感じは、すごく私好みです。
2006.4.12